2015年4月22日水曜日

宮城県大河原町にある曹洞宗繁昌院(東の寺)の坐禅会(参考)

宮城県大河原町にある曹洞宗繁昌院(東の寺)の坐禅会(参考)

   
※ 2015-4-25:一部変更

過日、宮城県大河原町にあり、地元では東の寺(ひがしのてら)と呼ばれて親しまれる曹洞宗繁昌院(はんしょういん)で坐禅を体験しました。

お寺の写真を撮り忘れました。繁昌院は大河原の「一目(ひとめ)千本桜」で有名な白石川沿いにあり、桜の季節に本堂からの眺めは、すばらしいのひと言です。


(参考)としたのは、下記の理由があるためです。


2013年8月のこのブログに書いたのですが、光文社新書、ネルケ無方著「ただ坐る」(2012年6月初版第一冊発行)259ページの記述によれば、同寺では毎日坐禅会を開催しているように思えます。

しかし今回わかったことは、一般向けの坐禅会が開催されるのは基本的に水曜午後7:00からと日曜の午前6:30からだということです。

実はわたしは金曜日に電話で問い合わせ、翌日土曜日の早朝5:30に寺を訪れました。副住職様らしい方との電話のやりとりでは、日曜日にいかがですかというお言葉を頂いたのですが、自分の都合が合わなかったことと、上記のように繁昌院では毎日坐禅会をやっているのだ、という思いこみがあったものですから、土曜日早朝の坐禅会に参加したいとお願いしたのでした。

(※ 以前に伺ったことですが、電話で問い合わせる場合は、住職様がいらっしゃる確率の高い正午過ぎ、または夕方がよいとのことです。)

このように、お願いをすれば水曜夜と日曜朝以外にも参禅(曹洞宗の用語としての「参禅」)させて頂けるようではありますが、当日直接に住職様から伺った話によれば、上記以外の日は住職様や副住職様共がご不在のこともある等の理由により、参禅の申し込みを受け入れられない場合があるようです。

以下当日の様子です。

午前5:20頃に寺玄関のあたりで入り口を探しておりますと、優秀な番犬に吠えられました。次いでどこからか住職様の声で指示がありました。

本堂内に入ると、靴下を脱ぐようにとの指示があり、ご本尊前ならびにもう一ヶ所で合掌低頭です。次いで住職様と相対し、住職様の動作にならい、合掌→叉手(しゃしゅ)→法界定印→合掌の動作を何度か繰り返して教わりました。

次に坐禅堂に移動します。入り口手前でスリッパを履き、敷居の跨ぎ方を教わって入りました。障子戸越しに光が入る明るい坐禅堂です。文殊菩薩の像を中心に配置された単「たん」(畳一畳につき一個の坐蒲が置かれている)の数からみて、30名ほどを収容する広さがありました。礼をしてからの単への上がり方などは、以前紹介した林香院で教わった手順と同じだと思います。丸い坐蒲はゆとりあるサイズで、なおかつはち切れそうにしっかりしていて、こういう坐蒲を自分でも一個所有したいと思いました。

違いは丸い坐蒲の下に四角い座布団が敷いてあることです。一般家庭の座布団よりやや大きめのサイズでした。冬期間はこれらふたつを併用しているとのことです。そのため、前後に回転する際には、左手で四角座布団の左辺をつかみ、右手を畳に突いて回ることになります。

姿勢の崩れはまず法界定印の親指に現れること、姿勢が崩れたら背筋を伸ばすこと、姿勢を正す際には右手を床についておこなってもよいこと等の指導がありました。

いよいよ坐禅です。坐禅開始から10分ぐらいの間、後方にいらっしゃる住職様からの法話がありました。内容は正確に記憶できなかったため省略しますが、とても良いお話を頂いていると感じました。

その後20分間程度の静坐で終了しました。

坐禅の後は本堂でのお勤めです。住職様の声に合わせ、貸して頂いた経本と前方に貼ってある短い経文を読みます。副住職様が「~してください」と逐一指示してくださったお陰でなんとか終えることができました。

最後に白石川に面して置かれたソファに座り、対岸の桜を見ながら住職様との短い懇談の時間があり、自己紹介をしたり、お寺の様子を伺ったりしました。子供を連れた母親が坐禅会に参加することもあるそうです。かなり離れた名取市から来て毎週参加する熱心な方もいらっしゃると聞きました。また、同寺を会場に紙芝居やコンサートを催すこともあると伺いました。

午前6:20頃にすべてを終えて退去しました。今後は機会があれば、水曜か日曜の坐禅会に参加してみたいと思います。住職様の法話ももっと拝聴したいと思いました。

前出の書「ただ坐る」にある通り、参加費は無料でした。